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 社民党の参院選公約の全容が15日、判明した。米軍普天間飛行場移設問題をめぐって連立政権から離脱した経緯を前文で紹介し「日米合意と閣議決定を見直し、もう一度真正面からアメリカと交渉し合う決意を示すべき」と宣言した。

 政策面では「もっと生活再建」と題して「10の約束」を提示。冒頭に「もっと平和・人権」を取り上げて「日米同盟強化に反対し、沖縄の負担軽減、基地の整理・縮小を最優先に取り組む」とした。他の項目では、これまでの主張通り、「脱原発」や「核燃料サイクル・再処理の中止」「選択的夫婦別姓の実現」などを打ち出した。

 また「警察改革の推進」として、「警備公安警察のあり方や機動隊の大胆な見直し」に言及。防犯や交通安全など市民生活に密着した現場を重視したシフトを明示した。

 連立政権に参画した8カ月については、「子ども・子育てビジョン」策定や「自殺対策緊急戦略チーム」設置などを成果として掲載したが、「3党政策協議の場がないことや議席数が少ないこと、民主党内の迷走などのハンディキャップはありましたが…」との“前置き”をつけ、民主党批判も忘れなかった。

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by oqztda3t3g | 2010-06-16 14:14
 政府は6日、次期駐中国大使として伊藤忠商事の丹羽宇一郎相談役(71)を起用する方針を固めた。民間からの駐中国大使起用は1972年の国交正常化後初めてで、近く中国政府に対して事前承認(アグレマン)を要請する。複数の日中関係筋が明らかにした。
 中国政府と太いパイプを持つ経済界の大物である丹羽氏の抜てきは、日中間で拡大する経済交流や人的往来をさらに緊密化したい民主党政権の意向の表れとみられる。今夏にも発令される見通し。
 駐中国大使は最近、現在の宮本雄二大使をはじめ外務省のチャイナスクール(中国語研修組)から起用されるケースが多い。日中間では先月末の鳩山由紀夫首相と温家宝首相の首脳会談を受け、今後、東シナ海ガス田の条約締結交渉などが加速する見通しだが、「民間大使」でこうした厳しい外交交渉を統括できるか不安視する声も出そうだ。
 丹羽氏の大使起用は、鳩山政権で検討され、菅直人新首相に引き継がれる。「政治主導」で対中外交を展開したいとの思惑が強いとみられる。 

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by oqztda3t3g | 2010-06-07 15:03
 高速道路で起きた自動車火災は警視庁が交通規制で使った発炎筒が原因だったとして、東京都内の青果卸会社経営者の男性(67)が損害賠償を求めた訴訟の判決が26日、東京地裁であった。鈴木秀孝裁判官は発炎筒から燃え移ったと認定し、「確実に消火しなかった警察官の過失は重大」として、都に慰謝料など約550万円の支払いを命じた。
 判決などによると、火災は2006年9月に首都高速道路上で起きた。男性の乗っていた乗用車が交通規制で停車した後、しばらく走行したところで炎上した。男性は車を止めて外に避難したため無事だった。
 規制現場では警察官2人が6本の発炎筒を使用。都側は「引火した証拠はない。過去にも発炎筒による車両火災例はない」と主張したが、鈴木裁判官は車の整備ミスによる出火の可能性を否定した上で、「発煙筒以外に原因はない」と判断した。 

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by oqztda3t3g | 2010-05-28 15:21
 大阪市東住吉区今川の路上で、市立育和小2年、嵯峨根瑞奈(みずな)さん(8)が包丁で刺され、重体になった事件で、殺人未遂容疑で逮捕された大阪市住吉区我孫子の無職、玉置雪花容疑者(32)が、「包丁は自宅から持ち出した」と供述していることが18日、捜査関係者の話で分かった。現場は玉置容疑者がかつて通学していた私立高校から北約2キロの距離にあり、土地勘があったとみられ、東住吉署は女児を襲撃した動機を詳しく調べている。

 東住吉署によると、玉置容疑者が、自宅から持ち出したと供述している包丁は刃渡り16センチの出刃包丁。犯行時には胸や腹など4、5カ所を刺しており、刺し傷の一部は内臓まで達していたという。

 家族らによると、玉置容疑者は17日昼ごろ、自宅を出て直線で北東に約4キロ離れた今回の事件現場に自転車で向かったとみられる。犯行約2時間前の午後1時ごろには、現場付近で目撃されていた。

 玉置容疑者は犯行時に使用したとみられる自転車を14日に購入。自宅にはほかに2台の壊れた自転車があり、母親が「新しく買わなくとも、修理すれば使える」と叱責(しつせき)したという。玉置容疑者はふだん両親とほとんど会話せず、このときも何も言わなかったという。

 東住吉署は家族から事情を聴くなどして当時の経緯も調べている。

 また、瑞奈さんの容体について、緊急手術は終わったものの、依然として予断を許さない状態が続いているという。

 ■「回復祈ろう」校長呼びかけ 登校付き添う保護者ら

 事件から一夜明けた18日朝、育和小では緊急の全校集会が開かれ、笘(とま)敦朗(あつお)校長が児童約740人に「瑞奈さんが一刻も早く元気になるようにみんなで祈ろう」と呼びかけた。

 全校集会は1時間目の授業を中止して午前8時50分から約20分間、体育館で行われ、笘校長が事件について説明した。児童らに大きな動揺は見られなかったといい、笘校長は「ショックはあると思うが、私の話を一生懸命に聞いてくれた」と話した。登下校時のほか休日にも安全に注意するよう呼びかけたという。

 育和小ではこの日朝、通学路に教職員を配置し、PTA役員らの引率で子供たちが集団登校した。明るい表情を見せる子もいたが、保護者に肩を抱き抱えられるようにして登校する姿も見られた。

 3年生と1年生の男児に付き添って登校した20代の母親は「本当に不安。学校には保護者の連絡網があるはずなのに、何も連絡がなかった」と話していた。

 同小では当面、登校時だけではなく下校時も集団下校を指導し、教職員が通学路をパトロールする方針。また不安を訴える児童らに対応するため、大阪市こども相談センターの教育相談員が同日派遣された。

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by oqztda3t3g | 2010-05-20 01:18
 5日午前1時40分ごろ、前橋市日吉町4のカレーチェーン店「カレーハウスCoCo壱番屋前橋日吉店」の裏口から男3人が押し入り、男性従業員(19)と男性店長(41)に包丁のようなものを突き付けて「金を出せ」と脅迫。店内の金庫から売上金や釣り銭など現金約130万円を奪って、徒歩で東に逃走した。店長らにけがはなく、群馬県警前橋署は強盗事件として男3人の行方を追っている。

 同署によると、男3人は身長約165〜170センチで20歳前後、白や水色のタオルを巻いて顔を隠しており、それぞれ包丁のようなもの、カマのようなもの、拳銃のようなものを持っていたという。店内に防犯カメラは設置されていなかった。

 現場はJR前橋駅から北北東約2.7キロの住宅街。【喜屋武真之介】

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by oqztda3t3g | 2010-05-12 17:15
 共産党の志位和夫委員長は26日、国会内で記者会見し、普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の県外・国外移設を求めた25日の沖縄県民大会に関連し、「政府には『(県民大会は)一つの意見だ』と軽く見る向きがあるが、県内移設は不可能になったという認識を持つべきだ。日米政府が仮に合意しようと不可能で、鳩山内閣はそのことをよく認識して対応するべきだ」と述べた。

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by oqztda3t3g | 2010-04-26 15:32
 タイで発生したタクシン元首相派のデモ隊と治安部隊との衝突で死亡したロイター通信日本支局のカメラマン、村本博之さん(43)の告別式が18日、東京都港区の青山葬儀所で行われた。

 式には、同僚や仕事仲間ら約500人が参列。インド洋大津波の被災地など、村本さんが取材したさまざまな映像が流され、妻恵美子さんが子供たちに内容を説明していた。

 同社のデイビッド・シュレシンジャー編集主幹は「彼の残した最後の映像は強い使命感の結晶で、世界中の人々が感動と尊敬の思いを抱いている」と別れの言葉を述べた。友人のフリージャーナリスト、テリー寺嶋さん(44)が「友人として『バカヤロー』と言いたい。けど、仕事仲間として敬意を表したい」と話すと、すすり泣きの声が会場中に響いた。【渡辺暢】

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by oqztda3t3g | 2010-04-22 12:47
 人々の記憶に残る数多くの戯曲や小説を残し、9日に死去した井上ひさしさんは、鎌倉市にも大きな足跡を残した。

 鎌倉ゆかりの作家らで作る「鎌倉ペンクラブ」の主要メンバーで、地元の護憲・平和運動、緑地保全、文化発信など様々な活動に積極的にかかわった。井上さんを知る人たちは、その死を悼む一方で、大きな存在感に改めて思いをはせた。

 かつて川端康成ら多数の文士が所属した鎌倉ペンクラブは2001年に40年ぶりに復活し、井上さんは副会長を務めた。復活時の会長で同市在住の詩人・作家の三木卓さん(74)は、「私が早稲田、井上さんが上智で、学生時代からの付き合い。やりたいことが多く、本当によく働く人だった。同世代の仲間を失い寂しいが、これまでよくやったなと思う」と振り返った。

 三木さんは「井上さんが数年前、『鎌倉に映画館を作ろう』と熱心に話していたのが印象的」とも話した。この構想は、国際的な映画人として知られた川喜多長政、かしこ夫妻の旧宅跡に同市が今月オープンした「川喜多映画記念館」として実現した。

 同クラブ副会長で関東学院大教授の伊藤玄二郎さん(66)は、同市山ノ内の建長寺で08年11月に開かれた「親と子の土曜朗読会」の200回記念会で、井上さんが本を読む大切さを説いてくれたことが思い出に残っている。「03年に日本ペンクラブ会長になった後も、鎌倉ペンクラブの副会長を続けられ、深い愛着があった」と振り返った。

 井上さんは1998年にNPO法人「鎌倉広町・台峯の自然を守る会」の初代理事長に就任。市を挙げた緑地保全運動の先頭に立ったこともあった。

 晩年、「九条の会」の護憲運動に力を入れた井上さんは05年、精神科医で作家のなだいなださん(80)らと「鎌倉・九条の会」の結成を呼び掛けた。なださんは「娘たちはみな井上作品のファン。若い人の心をつかんでいて、会の活動も井上さんがいてこそだった」としのんだ。ただ、肺がんでの死去には「世の中がアンチたばこになっても吸い続けていた。控えるよう声をかけようか迷っていたのだが」と声を曇らせた。

 井上さんの密葬は12日午前11時から、同市内の自宅で近親者だけで行われ、妻のユリさんが喪主を務めた。親しい友人らの弔問も辞退し、午後1時10分頃に黒塗りの車で火葬場に向かう棺を見送ったのは近所の友人ら十数人だけだった。

 密葬の前、自宅に入る遺族らも言葉少なで、「(井上さんは告別式に)子供と奥さんだけいればいいと話していた」と明かす女性も。お別れの会を開くかどうかは未定という。

 近くの主婦(79)は「おだやかで、偉ぶらない人でした」としのんだ。近くの喫茶店経営の女性(75)は「気取らない人で、よく店に来ておしゃべりしていた。会ったのは去年の暮れが最後。西行ではないけれど、『花の下で春死なん』という気持ちだったのかも」と、しみじみと語った。

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by oqztda3t3g | 2010-04-20 05:17
 奈良公園の春日大社(奈良市春日野町)で先月、矢が刺さったシカが見つかり、その後死んだ事件で、奈良県警生活環境課などは13日までに、三重県在住の30代の飲食店経営の男が矢を撃った疑いが強まったとして、文化財保護法違反容疑で逮捕状を取った。同日中にも逮捕する方針。同課は男の自宅の家宅捜索に着手した。
 捜査関係者などによると、男は先月12日夜から13日未明、春日大社の境内で、ボーガンのような金属製の矢(長さ約52センチ)でシカを撃ち、死なせた疑いが疑いが持たれている。 

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 【在日 外国人参政権を考える】(2)

 住民の5人に1人が在日コリアンという大阪市生野区。2月初旬、市立小学校の体育館で韓国語の弁論大会が開かれた。参加したのは在日の小学生約40人。民族衣装を身につけた1人の女児が演壇に上がり、こう訴えた。

 「オモニ(母)に本名で学校に行きたいと言うと、差別されたり、変なことを言われたりするかもしれないと言われました。早く差別がなくなってほしい」

 大会を主催したのは在日本大韓民国民団(民団)大阪府地方本部。韓国語を使う民族教育の一環として、4年前から毎年開催しているという。

 多くの児童がけなげに語った“差別”は、民団がこれまでに取り組んできた運動のテーマそのものだ。現在進めている地方参政権獲得運動はその集大成と位置づけられている。

   × × ×

 昭和27(1952)年4月。日本の独立が回復されたサンフランシスコ講和条約発効に伴い、在日コリアンは日本国籍を離脱した。その後、在日の法的地位の向上、さらに公営住宅への入居や国民年金、児童手当の給付などの国籍条項撤廃の運動を進めたのが民団である。

 その後の1980年代から始めたのが指紋押捺(おうなつ)撤廃運動。14歳以上の外国人は当時、外国人登録証の常時携帯が義務付けられ、3年に1回の更新の度に指紋を押捺しなければならなかった。「犯罪者のような扱いはおかしい」。運動はメディアでも盛んに報じられ、平成5(93)年に撤廃された。

 民団中央本部地方参政権獲得運動本部の徐元●(=吉を2つヨコに並べる)(ソン・ウォンチョル)事務局長(57)は「運動の過程で『住民としての当たり前の権利がない』という声が上がった。それが地方参政権。6年から正式に取り組んだ」と説明する。「日本人と同じ納税義務を果たし、地域にも貢献してきた。国籍の違いで排除せず、住民として認知してほしいということ」

 だが、鄭大均首都大東京教授(61)は民団運動に疑問を投げかける。

 「国籍条項などの不利益は80年代前半には撤廃され、在日にとって切実な差別の問題は大体なくなったはず。自分の国籍をどうするか考えるいい機会だったのに、民団は棚上げして指紋押捺運動を編み出した。それを継承した参政権運動も思いつきに近い運動だ」

   × × ×

 参政権獲得を目指し、昨夏の衆院選では、組織を挙げて推進派の候補者を支援した民団。執念さえ感じさせる運動の真意を推測するには、在日人口の動向をみると分かりやすい。

 近年は若い世代を中心に帰化が進み、8割以上が日本人と結婚、子供も日本国籍を取得する傾向が強い。戦後に来日した人を含めると、帰化はこの十数年は毎年1万人前後に上る。在日は近い将来、自然消滅の可能性すらささやかれる。

 民団は「帰化は個人の自由」というが、百地章日大教授(63)=憲法=は「組織を維持するための運動目標が必要なのだろう」

と民団の危機感を指摘している。

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